災害のために備蓄をしていた。
水も、非常食も、家族のために少しずつ準備してきた。
ところが避難所で、
「それ、みんなで分けたら?」
と言われたらどうでしょうか。
断れば冷たい人に見られるかもしれない。
でも、家族に必要な物まで手放してしまっていいのでしょうか。
実際の災害では、備蓄品をめぐるトラブルが起きることがあります。
今回は、避難所で「分けて」と言われた時に考えたいことについてまとめました。
なぜ備蓄が狙われるの?
災害直後は、誰もが不安を抱えています。
特に支援物資が届く前は、
- 水が足りない
- 食べ物がない
- 子どもがお腹を空かせている
という状況になることもあります。
そんな時、十分な備蓄を持っている人を見ると、
「少し分けてもらえないだろうか」
と思う人が出てくるのは不思議なことではありません。
もちろん盗難や強引な要求は許されることではありません。
しかし、その背景には不安や焦りがあることも少なくありません。
「みんなで分けよう」が起きる理由
避難所では助け合いが大切です。
そのため、
困っている人がいるなら分けるべきでは?
という考え方が生まれやすくなります。
実際、
- お菓子
- 飲み物
- おむつ
- 生理用品
などが話題になることがあります。
助け合いは大切です。
しかし、すべてを共有できるわけではありません。
家族の命や健康に関わる物まで手放してしまうと、別の問題が起きてしまいます。
断ったら冷たい人なの?
ここが一番悩むところかもしれません。
たとえば、
- 子どものアレルギー対応食
- 粉ミルク
- 液体ミルク
- 常備薬
- 介護食
これらは代わりがきかない場合があります。
もし手放してしまったら、
本当に困るのは自分の家族です。
助け合いは大切です。
しかし、
家族の命を守るための備蓄を守ることも大切です。
断ることが必ずしも冷たいこととは限りません。
本当に分けるべきもの・守るべきもの
分けられる可能性があるもの
- お菓子
- 飲み物
- 使い捨てカイロ
- ティッシュ
余裕がある場合は助け合いにつながることもあります。
守るべきもの
- 薬
- アレルギー対応食品
- 粉ミルク
- 液体ミルク
- 介護食
- 医療用品
これらは家族の健康や命に直結します。
不足した場合に代用品が見つからないこともあります。
備蓄を守るためにできること
トラブルを防ぐためには、事前の工夫も大切です。
① 小分けにして持つ
必要な物を一か所にまとめず、複数に分散しておきます。
② 家族用と共有用を分ける
配れる物と守る物を最初から分けておくと判断しやすくなります。
③ 目立たせない
大量の備蓄を人前で広げないことも大切です。
④ 名前を書く
家族の物と分かるようにしておくことで誤解を防げます。
まとめ|備蓄は悪ではない
備蓄をしている人が悪いわけではありません。
むしろ、家族を守るために準備をしてきた結果です。
助け合いは大切です。
しかし、
助け合いと、家族を守ることは両立できます。
もし避難所で「それ分けて」と言われた時は、
何を分けられて、何を守るべきなのか。
あらかじめ考えておくことが大切です。
備蓄は自分だけのためではありません。
大切な家族の命を守るための備えでもあるのです。
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