

車を運転できない主婦ってダメなの?子育てが大変でかわいそう?
と、車の免許を持ってなくて悩んでいませんか?
かつての私は、免許を持っていないと言うだけで、なんか後ろめたいというか…卑屈になってたんです。
車が必須と言われている田舎暮らしなので、周りの人から好奇な目で見られたり、「免許ないなんて信じられない」とか言われてきました。実際のところ、車の運転ができない代わりに公共機関やタクシーをよく使ってたので、そんなことを言われる筋合いないなぁ、って思っていたんですけどね。
私は4人の子ども(現在は20才、8才、6才、3才)を育てているアラフォーのワーママです。長男が18歳のときに免許取得しました。田舎に住んでいて、36歳の時までは外回りの営業勤務でしたけど、免許なしで働いていました。現在は個人での仕事をしていますが…。
だから、

車の運転をしなくても良い環境ならムリに運転しなくてもいいじゃない♪
ダメでもないし、かわいそうでもない!
って思います。
18年間免許なしで子育てをしてきた体験談と、免許を取得してわかったメリットデメリットも併せて書きますね。
- 免許なしで子育て・仕事をしてきた体験談
- 免許がないママさんに役立つもの
- 車のない人への周りの反応
- 車の運転のメリット・デメリット
車を運転できない主婦の子育ての体験談

車の運転ができなくても子育てはできます。
よく免許がないときに聞かれたのが移動手段。子どもと一緒に出掛けるのによく使っていたのが、自転車・タクシー・公共機関(バス・路面電車・JR)でした。免許がある今も、必要な時は使っています。
車の免許がないときに周りの反応が辛かった…

私は私。他の人に迷惑かけてなかったらええやん!
辛かったのが周りの反応です。
「なんで運転免許ないの?ありえない」
「早く免許取りなよ」
「運転免許ないと仕事も育児もできないじゃないか」
など、運転免許がないことで周りから色々言われました。
やはり、田舎だし…「免許があって当たり前だ」と思っている人からすれば、免許がないことが信じられなかったんでしょうね(;´・ω・)そして、どんどん卑屈になっていく私。
私が免許がない理由は、3つでした。
- 私の両親が免許取得に大反対
- お金と時間がなかった
- 車を運転するのが怖かった
私は、学生時代から両親から反対されていました。周りにそのことを伝えると
「もう大人なんだから親の言うことを聞くのはおかしい、勝手に取ればいいじゃないか」と、理解してくれる人はほとんどいなくて凹み(´Д⊂ヽ車の運転への恐怖心も強く、スイスイと運転できる人が羨ましかったです。それに、免許の費用も時間も作れなかったので、どのみち当時は免許取得できる環境じゃなかったなぁ。
落ち込んだりしたけど子育てと仕事に忙しかったので、言われても気にしないようにしました。
車の免許がなくて子育てで大変なところは?

他人と公共機関のない遠出して遊びに行く時、気を使って辛かった~
車の免許がなくて子育てで大変だと感じたところはこれ一択!
家族以外と公共機関のない遠方に遊びに行く時!
ママ友とか会社の付き合いだとかで、子連れで遠方に遊びに行く時がありました。
そんな時は、ほとんど周りの人は自家用車。
私は、誰かが乗せて行ってくれたのですが、気を使って楽しめず…。

申し訳なくて、ごめん⤵
申し訳なさと、子どもがぐずったときに先に帰れない自由の無さ…。
だから、ほとんど誘われてもお断りをしていました。
そんな遠方の遊び場じゃなければ、自転車や公共機関を使って行っていました。
母親が車の免許が無くて子供の感想は?
実際に、長男は16歳まで私が免許なくて育ててきました。
長男にどうだったか聞いたところ…
「おかんが車乗れたら楽なところもあったけど、別に今は自分が乗れるからいいかな」
って、言われました。
現在、長男は20才なので免許取得済み。たまに運転が下手な私を積んで行ってくれます(笑)
下の子達にも聞いてみました。
実際に、車に乗せるのは雨の日の保育園・小学校の送迎くらいなものなので、
「自転車の方がスキー!」
って言ってます。
車に下の子3人乗せると、めちゃくちゃ喧嘩になるので、車にはあんまり乗せません(笑)
できるだけ、近場の遊び場に行きます。そして、遠出の時には旦那に運転してもらうという…免許取得してもあんまり変わらないかも(;^ω^)
車の免許がなくてどう子育てを乗り切ったか?
長男が16才まで免許なしで子育てをしてきました。子育てで車が必要な時は、雨の日の送迎や急に病気やケガをした時、遊びに行く時じゃないでしょうか?
乗り切った方法をまとめました。
- 雨の日の送迎:雨具を着て徒歩・タクシー
- 急な病気やケガ:タクシー
- 遊びに行く時:公共機関(バス・電車・JR)・誰かに乗せてもらう・タクシー
私を乗せてくれた人は、旦那・友達・会社の同僚・親戚でした。
乗せてくれた旦那以外の方には、お礼にジュースとか、遠出だったらガソリン代の足しになるように現金を包んで渡してました。

乗せてもらう方にも、気持ちの良い関係でいたいから、お礼は必ず渡していました。
車の免許がないときに子育てで役に立ったものを紹介する
車の免許がないときに子育てで役に立ったものを紹介します。今も使ってます!
自転車で移動すると楽!メリット・デメリットは?
ちょっとした買い物をするときや子どもと遊びに出かけたりするときは、自転車が役に立ちました。
自転車に前と後ろに子どもを乗せる椅子をつけて、いろいろ出かけています。
メリット・デメリットを簡単にまとめました。
- 免許無くても良いし、手軽に購入できる
- 子どもと話しながら行ける
- 景色や風を感じながら行ける
- 大きくない荷物も一緒に運べる
- 転倒すると子どもをケガになる危険性がある
- 子どもの体重が重くなると漕ぐのが疲れる
- 子どもの数が増えると全員を乗せられない
- 大きな荷物が載せられない
子どもを乗せて運転すると、雨の日や滑りやすいところだと、転倒しやすいです。
実際に、私は、雨上がりに2才の息子を乗せて転倒して息子の頭部が裂けて救急病院へ行きました。
そのときの医者に、
「子供を自転車の前に乗せてはいけない。ヘルメットもしないといけない!」
と、怒られてしまいました。
子どもを自転車に乗せる時はヘルメットをお忘れなく!もし、打ちどころが悪かったら命に係わるかもと思ったら、怖かったです。それ以来、雨の日の前後や滑りやすい鉄板の上では気を付けるようになりました。
リュック・ボディバッグは両手が使えるから楽!メリット・デメリットは?
子どもと出かけるときには、リュックや肩掛けの鞄にしてました。とにかく、両手をいつでも使えるようにしています。
小さい子どもといっしょのお出かけの時は、急に走ったり、ぐずったり、すぐに手が使えるようにリュックにしました。
近所に買い物や散歩に行くときは、ボディバッグで使い分け。
- 両手が使える
- 必要なものを入れれる
- すぐに取り出せる
- 入れるものが多いと肩がこる
- 必要なものを厳選しないと入らない
- 詰め込みすぎると形が崩れてださい
リュックも鞄もモノを入れすぎると形が崩れたり、重くなったりして肩が凝ります(´;ω;`)ウゥゥ
子育てで一番大事なのは、自分の健康です。もしかしたら、子どもも抱っこしないといけなくなるかもしれないので、できるだけ入れるものを少なめにしました。
リュックは、子どもとお出かけをするとき。入れるものは、おしりふき、オムツ2枚、ハンドタオル2枚、小さめのお手拭きパック、サイフ、スマホ。
肩掛け鞄は、買い物や散歩のとき。入れるものは、小さめのお手拭きパック、ハンドタオル1枚、サイフ、スマホ。
雨具は送迎のときに必須!メリット・デメリットは?
雨具は、レインコートと雨靴!避けては通れない梅雨の時期に、特に役に立ちます。
子どもが小さいときには、抱っこやおんぶでも使えるものを選びました。今でも使っています。
- 全然濡れないわけじゃないが、濡れる範囲が少なくなる
- レインコートの柄やデザインによっては、オシャレママと言われる
- 濡れる
- 子どもはレインコートを嫌がったりする
- 着ない時は邪魔になる
レインコートと雨靴の組み合わせによって、オシャレに見えます!
でも、子どもが嫌がってきてくれない時もあるんですよね。そんな時は、来てくれないことを見通して、お風呂を用意してからお迎えに行きました。雨の中、水たまりをバシャバシャとするのが楽しそうで、まぁいいかって(笑)濡れると寒くなるので、帰ったらすぐにお風呂に入れてました。
ちなみに、傘はジャンプ傘で軽量のものを選んでいました。子どもと荷物を持たなければいけないので、せめて傘くらいは軽いものが良かったので(‘ω’)ノ
抱っこ・おんぶヒモがあれば両手が使えて楽!メリット・デメリットは?
まだ子どもが小さいときは、抱っこでもおんぶでもできるものが役に立ちました。下の子は3才ですが、今でも使っています。
息子が1才になるまでベビービョルンを使っていました。
子どもが大きくなっても、前抱っこやおんぶと用途に合わせて変えれるのが便利です。下の子は3才ですが、今でも使っています。
- 両手が使える
- 出かけた途中で眠ってしまった時に役に立つ
- 冬は暖かい
- 密着して子どもと近い距離感が良い
- きちんと体に合せて締めないと肩が凝ったり、擦れて痛い
- 使わない時に持ち運びが重い
- おんぶヒモの体重制限内を確認しないと子どもが落ちたり危険
- おんぶヒモが劣化していないか確認しないと危険
おんぶひもは、合うものを見つけるのに4回ほど買い直しました。
抱っこしたり、おんぶしたりする子どもの体重制限が必ず書いてあるのですが、確認をしておいた方が良いです。
一番下の子が小さいときに、おんぶヒモの隙間から落下しそうになったことがあって…。つまり、体重が軽すぎたんです。
使用して良い月齢しか確認していなかったので、これは本当に冷や汗が出ました。落ちそうになる寸前で気がついたので、何事もなかったので良かったです( ;´Д`)
車を運転しない人はどう思うのか?
車を運転しない人から見て、免許がない主婦をどう思うのか調べてみました。
ネット上では「車が必要ない環境なら別に無くてもいいじゃないか」という声もあります。
ただ、他の意見で気になったのが「乗せてもらって当たり前だという態度が気になる」というもの。
私が外回りの営業を経験した時に、免許のある人がない人を乗せなければいけない時がありました。その時にも、よく乗せてもらう人の態度で揉めていたのを思い出します。
やはり、車に乗せてもらうと楽です。
乗せてもらって当たり前と思っていなくても、運転する人に態度が気になるような態度をとってないか、気を付けたほうがいいですね。車の運転は、楽じゃないので…。
車が運転できるようになってわかったメリット・デメリットは?
38才の時に車の免許を取得しました。そこで、わかったメリット・デメリットを簡単にまとめます。
- 自転車よりもはるかに楽!
- 子ども4人・親を乗せていける
- 重い・大きい荷物を運べる
- 雨・風・寒さ・暑さをしのげる
- ひとりになりたいときに便利
- 運転免許証が証明書になるので楽
- 事故が怖い
- 慣れないうちは色んな神経を使って疲れる
- 車の費用(保険代・ガソリン代・メンテナンス代・税金など)が高い
- 小さい子供を乗せるのが怖い
車の運転ができるようになると、移動をするときがかなり楽です。自転車よりも楽すぎてびっくりしました(゚Д゚;)なんせ足で踏むだけですからね!
ただ、やっぱり事故が怖いです。とにかくいろんな神経を使って、事故をしないように気を付けています。まだまだ慣れないので、下の子どもがグズッたときが困ります(´;ω;`)ウゥゥ
だから、小さいうちは、遠出とかしないかなって感じです。
結論:運転しなくても良い環境なら運転しない方が良い
ということで、今までの経験から言わせてもらえば…
運転しなくても良い環境なら、運転しない方が良い!に決まってる!!
やはり怖いのは事故。車の購入や維持費もあるので、お金もかかります。
車の運転をしなくても良い環境で、自分から進んで免許を取りたいと思っていないのなら、ムリする必要ないと思いました。
さいごに
車がないことをマイナスに言う人もいるんですけど、全然そんなことないって思います。
なんらかの事情があって、免許を取得していない方も何人もいます。車が無くても子育てはできるし、車が無くても生活に支障がないのならOKとしましょう♪
私は免許を取得したのですが、今でも子どもたちは車よりも自転車が好きって言ってますよ~。
アラフォーで免許取得した体験談の記事も併せてお楽しみください。
▶アラフォーでAT普通免許取得した4人の子持ちワーママの体験談