災害のあと、トラブルが増えるのは珍しいことではありません。
特別な人が怒るのではなく、誰にでも起こる“反応”があります。
そして多くの人が間違えるのが、
「とりあえず謝る」という行動です。
実はそれが、状況を悪化させることがあります。
この記事では、避難所で怒られたときに
身を守るための行動の順番 を解説します。
なぜ怒りが向けられるのか
災害後、人は強いストレス状態になります。
・眠れない
・思考力が落ちる
・感情の抑制が効かない
このとき怒りは、原因ではなく
近くにいる相手へ向きやすくなります。
つまり
あなたが悪いとは限りません。
なぜこんなことが起きるのかは、別の記事で解説しています。
先に読むと、このあとの対処法が理解しやすくなります。
→【避難所で人が怒りやすくなる理由】
まずしてはいけない行動

多くの人が取る行動があります。
説明する
正しさを伝える
とにかく謝る
しかし強いストレス状態では
理屈を理解する働きが弱くなります。
この状態での会話は
解決ではなく対立を深めます。
最優先は「距離」

最初に守るべきものは
関係ではなく安全です。
その場では解決しようとせず
「あとで来ますね」
「少し時間をください」
と伝えて離れて構いません。
これは逃げではなく
危機対応の基本行動です。
1対1を避ける

感情が高ぶっている場面では
2人きりの状況を作らないことが重要です。
・第三者の前で話す
・運営スタッフを挟む
・場所を変える
環境を変えるだけで
トラブルは急激に減ります。
落ち着いてから話す

話し合いは
感情が収まってから始まります。
怒りの最中は
解決の時間ではありません。
順番は
安全 → 落ち着き → 会話
です。
まとめ

避難所では人間関係の問題も起こります。
しかし多くは性格ではなく状態によるものです。
守るべき順番は
正しさより安全
謝罪より距離
説得より時間
あなたが我慢して耐える必要はありません。
※心理的応急処置(Psychological First Aid)および災害時ストレス反応資料を基に構成
怒りは性格ではなく「状態」で起こります。
その仕組みを知っておくと、自分を責めずにすみます。
→ 避難所で人が怒りやすくなる理由を読む
