地震や台風など大規模災害が起きたとき、避難所では「ペットは入れません」と断られることがあります。
ペットは家族同然なのに、受け入れ先がなく困り果てる飼い主が後を絶ちません。
犬や猫だけでなく、小動物(うさぎ・ハムスター・鳥など)も大きな課題を抱えています。
この記事では、過去の震災事例をもとに「犬・猫・小動物」の避難問題と、今からできる備えをまとめます。
犬の事例と課題

犬の問題点
- 攻撃行動・唸る・噛み付く
- トイレの失敗・粗相
- 吠える
- 抜け毛、衛生面
- 犬アレルギーの人への配慮も必要
過去の震災では、犬を連れて避難所に入れず、飼い主が車中泊を選んだ例がありました。
しかし過酷な環境で体調を崩し、エコノミークラス症候群で命を落とした飼い主もいます。
残された犬もまた悲しい運命をたどることになりました。
猫の事例と課題

猫の問題点
- 夜鳴き、噛みつき、ひっかき
- トイレの失敗、粗相、臭い
- 抜け毛など衛生面
- 猫アレルギーの人への配慮
- キャットフードの不足など
猫は環境の変化に弱く、避難所では強いストレスを抱えます。
粗相をしたり、尿が出にくくなって鳴き続けるケースもあり、周囲から「迷惑だ」と言われ孤立する飼い主もいました。
一方で、写真やマイクロチップのおかげで再会できた猫もいます。
備えの有無が、運命を分けたのです。
小動物の事例と課題

小動物の問題点
- 抜け毛な排泄物などの衛生面
- 鳴き声など音の問題
- 支援に小動物の食べ物がないかもしれない
- 動物アレルギーの人への配慮も必要
- 脱走したら見つけるのが困難
ハムスターやうさぎは暑さや寒さに弱く、ケージの中で命を落とすこともあります。
鳥は鳴き声が原因で「避難所に入れない」と言われる例もありました。
また、逃げ出すと発見が難しいため、飼い主の精神的負担も大きくなります。
共通する事前準備リスト
どんなペットであっても、事前準備が命を守ります。以下の備えをおすすめします。
- 普段のフードと水(数日分)
- キャリーやケージ(小動物は通気性や温度に注意)
- リード・迷子札(犬や猫)
- ペットシーツ・猫砂・小動物用の床材
- 薬やワクチン証明、ペットの写真
さらに、ペット可の避難所を事前に確認しておきましょう。
もし見つからない場合は、災害時に誰にどう預けるのかを家族や信頼できる人と話し合うことも重要です。
ここでは最低限の備えをお伝えしましたが、避妊や去勢手術も日頃から対応していないと、逃げた先で子どもを作っていた…ということもあります。
引取手がいない場合、最悪殺処分されることもあるので、どうかペットへの配慮もお願いしたいです。
まとめ

犬も、猫も、小動物もただの動物ではありません。
大切な家族です。
過去の震災では、備えがあったから助かった命もあれば、備えがなく失われた命もありました。
飼い主とペット、どちらも守るために今からの備えが必要です。
📌この記事が、少しでも誰かの安心につながりますように。